夏の名残りはまだまだありますが、朝晩は大分凌ぎやすくなってきています。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
9月22日(土)から10月7日(日)の16日間が秋分の節気です。
秋分の節気の映像をご覧ください。
国民の祝日「秋分」です
「先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ」という趣旨で1948年に制定された国民の祝日です。
戦前の旧祝祭日では大祭日のひとつ「秋季皇霊祭」といいました。
また、今日は「彼岸の中日」です。
秋分には日の出から日没までの昼と、日没から日の出までの夜の長さが等しく、これを昼夜平分といって、陰陽の気が調和していて気候も温和であり、何ごとも順調であるといわれました。
また、この頃太陽は朝、真東から昇り、夕方、真西に沈みます。
その沈んだ方角に阿弥陀如来の極楽浄土があり、彼岸の中日の日没を拝むと極楽往生が叶えられるとされました。
彼岸はさまざまな農事の目安にもなっていました。